エスペランサ for Flute, Bassoon, Alto Saxophone, Baritone Saxophone, Trumpet, Trombone or Euphonium

Esperanza for Flute, Bassoon, Alto Saxophone, Baritone Saxophone, Trumpet, Trombone or Euphonium

作曲者下田 和輝
作曲年2019年
演奏時間04:30
グレード4
編成Fl, Bsn, A.Sax, Bar.Sax, Trp, Trb, Euphいずれかのソロ+ピアノ
楽譜ロケットミュージック株式会社(出版譜)
サンプルスコア1ページ目のみ

参考音源(フル): https://www.youtube.com/watch?v=ymvBStlxzXk&t=
演奏: 大沼 紗織(アルトサクソフォン)大嶋 千暁(ピアノ)

マイナスワン(ピアノ伴奏)音源
演奏: 下田 和輝(ピアノ)




【楽曲解説】
サクソフォン奏者、大沼紗織氏の委嘱作品として、2019年12月に作曲。 初演は2020年3月18日(水)、ムジカーザ(渋谷区)で行われた「大沼紗織 サクソフォンリサイタル」で大沼紗織(アルトサクソフォン)大嶋千暁(ピアノ)の各氏によって行われました。

エスペランサ。スペイン語で「希望」と訳されます。
近年、自作品の初演立ち会いなどで海外に出向くことが増えてきました。最近もシンガポールへ行く機会があり、往路の飛行機内、上空33,000フィート(約10,000m)で濁りのない澄み切った青空を目の当たりにした時、私はある旋律が頭をよぎりました。それは今から10年ほど前に着想した私の旋律でした。

10年前…地元・岩手から作曲を勉強するために上京した年です。
希望と不安を抱きながら上京したあの頃と、同じく希望と不安を抱きながら海外の未知なる国へと向かった今回。
青空を見るのがとても好きで、旋律を着想した時も青空を見ながらだったと記憶しています。それらの境遇が重なり、飛行機内で旋律が頭をよぎったのかもしれません。

10年前着想した旋律を基盤に、穏やかさとその中に秘めた力強さを兼ね備えた4分半ほどの作品に仕上げました。この作品を聴いて下さる方に、何らかの「希望」を感じて頂けたら幸いです。

【楽器編成詳細】
Flute, Bassoon, Alto Saxophone, Baritone Saxophone, Trumpet, Trombone or Euphonium
Piano


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