熊本県立鹿本高等学校吹奏楽部の委嘱作品「響き渡る風に吹かれて」の初演映像をYouTubeに公開いたしました!

初演から今日でちょうど半年が経った熊本県立鹿本高等学校吹奏楽部の委嘱作品「響き渡る風に吹かれて」の初演映像をYouTubeに公開いたしました!
 
リンクはこちら
 
指揮・顧問の前村 知宏先生、吹奏楽部の皆さん、また賛助出演として演奏していただいたOBOGの皆さんや碧落アンサンブルの皆さんと他有志の方々、本当にありがとうございました!
 
終始爽やかな7分ほどの作品、是非ご覧いただければ幸いです!
下記、初演に際し書かせていただいたプログラムノートです。
————————-
この作品は、熊本県立鹿本高等学校吹奏楽部の委嘱作品として、また第50回定期演奏会を記念する作品として2023年の秋に作曲されました。
 
作曲に取り掛かる際、吹奏楽部顧問の前村知宏先生と綿密に打ち合わせをし、前村先生の要望である祝祭的な雰囲気を持ちつつも一筋縄ではいかない和声進行や混合拍子のリズムを取り入れ、色彩・表情豊かな7分ほどの作品に仕上げました。
 
鹿本高等学校の綱領に「気象」「気風」「美風」という「気」「風」にまつわる文字が使われていることから、それを引用し「響き渡る風に吹かれて」というタイトルに決め、風に吹かれて邁進していく未来ある若者をイメージして作曲しています。
曲の途中、鹿本高等学校校歌の断片や、山鹿の民謡「よへほ節」の一部が見え隠れするので、是非そちらにも注目してお聴きください。
————————-

フルート奏者、菅野 力さんの委嘱作品「エーデルホフ・スケッチ」(ソロ版)の楽譜が、フォスターミュージックより出版されました!

先日、フルート奏者 菅野 力さんのリサイタルにて初演された委嘱作品「エーデルホフ・スケッチ」(ソロ版)の楽譜が、本日フォスターミュージック株式会社より出版されました!
 
楽譜の購入はこちら
作品の詳細はこちら
参考演奏はこちら(吹奏楽版です)
 
2022年に開催した結婚披露宴にて初演させていただいた吹奏楽作品「エーデルホフ・スケッチ」を基に、菅野 力さんのリサイタルに合わせてフルートソロ&ピアノの編成に編曲した作品です。
 
リサイタル会場で先行発売された楽譜はお陰様で完売となり、とても嬉しく思います!
 
本作品のソロはフルートのみならずクラリネット、アルトサックス、トランペット、ヴァイオリン、ヴィオラでも演奏が可能です(それぞれの楽器用のパート譜が同梱されています)。
 
演奏会や結婚披露宴の余興などでも是非演奏していただけましたら嬉しいです!
 
以下、楽曲解説です。
—————————————-
この作品は、2022年8月11日に行われた妻の麻耶との結婚披露宴の余興で初演する吹奏楽作品として、8月9日から10日にかけて作曲しました。その後、フルート奏者の菅野力さんのご要望により、2024年2月にフルートソロとピアノのためにアレンジしました。フルートソロ版は2024年8月31日、豊洲シビックセンターホールで行われた「菅野力フルートリサイタル2024 東京公演」で初演されました。
 
妻は子供の頃から音楽の好みがはっきりしていて、サブドミナントマイナーやメジャー(マイナー)7th9thコード、ドミナントコード♯9thなどが多用されている所謂オシャレな曲を好んでおり、それらをふんだんに使用し、妻に捧げる作品として作曲しました。
 
タイトルの「エーデルホフ」は、私達が挙式した結婚式場である「ホテルモントレエーデルホフ札幌」から引用していて、披露宴会場「ワグナー」の煌びやかでシックな雰囲気を音楽で表現しています。
また、披露宴を夕方~夜にかけて行ったのもあり、披露宴会場(12階)から見える札幌の景色の移ろいもイメージした5分ほどの作品になっています。
 
ソロはフルートのみならず、クラリネット・アルトサックス・トランペット・ヴァイオリン・ヴィオラでも演奏が可能となっています。
また、本作品の原曲である吹奏楽版も出版される予定ですので、そちらも併せて是非演奏していただけましたら幸いです。

昨年に引き続き、SHOBI吹奏楽作曲コンクールの審査員を務めることになりました!

今年度から講師を務めている尚美ミュージックカレッジ専門学校にて行われる「第9回SHOBI吹奏楽作曲コンクール」の審査員を務めることになりました!
 
詳細はこちら
 
この作曲コンクールは尚美オープンキャンパスの「SHOBI吹奏楽作曲キャンプ2024」に参加した方が応募できる作曲コンクールで、本選審査は11月17日(日)、尚美バリオホールにてSHOBI WIND ENSEMBLEによる実演審査で行われます。昨年に引き続き審査員を務めさせていただきます!
 
詳細は上記リンク及び画像をご覧ください。
私以外の審査員の方々は広瀬勇人先生、福島弘和先生(一次審査)、芳賀 傑先生と、錚々たる方々とご一緒させていただきます。
どんな作品が集まるのかとても楽しみです!